お知らせ

小説「意気地無しなばかりに」は「小説家になろう」に投稿していて、当ブログへは遅れて掲載します。

飲み会のあと

退職後も定期的に誘ってくれる元同僚たち

懐かしい顔を見れるのはうれしい

それ以上に今でも誘ってくれることがうれしい

でも

今の会社の話にはついていけないんだ

飲みながら俺だけに訪れる沈黙の闇

全員が退職してからも集まろう

そう言って飲み会の幕を下ろす

電車に揺られながら

ぽっかりと空いた心の穴に気付く

もう俺は部外者なんだよ

そう思うと心からしょっぱいものが流れ落ちてきた

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