お知らせ

小説「意気地無しなばかりに」は「小説家になろう」に投稿していて、当ブログへは遅れて掲載します。

お菓子に負けた

あっという間の正月休み

帰郷していた息子家族が帰っていく

まだ小さな孫は涙ぐんで

小さな手で私にしがみつく

息子に抱かれた孫は涙ながらに手を振り車中の人へとなった

小さな体でちょこん座り

ガラス越しに手を振り続ける孫の手には

大好きなお菓子が握られている

さっきまでの涙は私にうつり

満面の笑顔を見せる孫

私はお菓子に負けたようだ

でもその笑顔を見せにまたおいで

今度はその手に持つお菓子を用意しておくから

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